不気味の谷
私は子供の若年からの大人化は
寿命が短くなるからではないと思う。
今昔で異なるのは「情報量の差と出所の違い」だ。
差はITの普及だ。
いくらフィルターを設定したところで裏道なんて十二分にあるため、
現代っ子は昔ならシャットダウンされていた情報に容易にアクセスできる機会がある。
そのため、漠然とでも大人とは?自分の将来とは?を感じて、
大人びるのが早いのではないか。
出所の違いもある。
昔は核家族ではなく、親類と過ごすのが多かったのではないか?
今は核家族化。付き合う人間が少なく、あっても隣近所とか。
親戚は学に関係なく付き合うが、隣近所は収入、学のレベルが似通ってくる。
親のレベルと似た人と付き合うので、多様性が生まれないのではないか。
結局は親の教養+子供でいられる環境ではないということなのかもしれないが。